取材日2005年1月9日 第6回 谷川真理ハーフマラソン

北リタ記者の谷川真理ハーフ体験記

取材テーマ:膝痛からの復帰第一歩。昨年11月は2Kmも走れなかった駄目人間がハーフを完走するまでの感動のドキュメンターリー!?
※前回同様、不適切な描写があります事をお許し下さい(笑) 
辛かった謹慎生活
辛かった謹慎生活

昨年10月のハセツネを左足の膝痛でリタイアして以来、謹慎中の北リタ記者、1月9日の谷川真理ハーフに出場してきた。
 
1昨年のハセツネ、昨年の北丹沢とハセツネ、と完全リタイア癖のついた北リタ記者にとって、
このニューハーフ!?おっとハーフはになるための大事なレースなのだ。
リラックス
リラックス

スタート前にトイレに行こうとしたが、トイレは長蛇の列。うーん、レースの途中で立○ョンすればいいや。
それぐらい気楽な気持ちでレースに出よう、そう自分に言いきかせ、スタートラインに立つ。
 
午前10時女子がスタート。そして10分後に男子スタート。風速0.3m、絶好のコンディションの中、最初の5km地点を軽快に通過。
 
つい最近まで膝痛で3km走ることのできなかった惨めな日々を思い出す。走るのが辛くて、黄色信号を渡れなかった事もある。(涙)
弾丸レーサー
弾丸レーサー

折り返し地点が近づいてくると、最初に早川英里(ホノルル昨年位、1昨年位)が、続いて千葉真子が、
そして10分遅れでスタートした男子トップの選手が、弾丸のようなスピードで過ぎ去っていく。
 
その鬼神迫る走りを見て、自分の中にアドレナリンが湧いてくるような気がした
 
 
まりり♪
まりり♪

そして、「皆さ〜ん、頑張ってー、マイペース、マイペース!!!!」
 
まるで歌のお姉さんように谷川真理が手を振りながら、大声で声援を送りながら走りさって行く。
 
 
 
 
 
 
 
 
すっげー余裕!マラソンしながらカラオケできそうだね。
芸能人発見☆
芸能人発見☆

長谷川理恵(石田純一との破局はレース後に知る、笑)、そのまんま東(あんな真剣な顔見た事ない
とすれ違うと遙か前方に折り返し地点が見えてきた。
 
タレントが真剣に走っている姿を見ていると何故か心がほのぼのとしてくる。
 
相澤美佳を発見できなかったのが心残り。北リタ記者、結構ミーハーなんです。ハイ。
ちなみに、渡嘉敷勝男と畑山隆則は3Kmレースでしっかり見てきました。
 
妄想(再)
妄想(再)

59分48秒。折り返し地点通過。北リタ記者にとって10kmより先はトレーニングでも走ったことのない未知の世界
 
でも、調子良いからどうにかなるだろう。
 
「2時間を切れるかも。なーんちゃって、ニヤニヤ」と、またまた、捕らぬ狸の皮算用が始まった。
江頭のタタリ(再)
江頭のタタリ(再)

っとその時、やって来ちゃいました、江頭のタタリが・・・(助けてー、えくんちょ〜)  
 
 
右のふくらはぎにチョット疲労感が出たなと思った直後、ふくらはぎの筋肉が攣るように痛み出し殆ど走れない状態に。
 
幸いに目前に第二給水所(11.5Km地点)があったので、そこまでビッコをひきながらたどり着く。
 
 
 
 
 
「あー、今年も負け癖から脱皮できないー、えくんちょにも記事が書けないよー」
NYO〜(不適切な表現をお許し下さい)
NYO〜(不適切な表現をお許し下さい)

がっくり肩を落とした北リタ記者は、給水所でポカリスエットを飲み干し、
ビッコをひき草場の陰ゴソゴソと、そして、荒川の川面を眺めながら立○ョン。(うー、ぶるぶる
 
立○ョンを終えて、しばらくストレッチを行っているうちに、ふくらはぎの痛みが少し和らいできた。
安堵
安堵

最初は歩き、そして騙し騙し、少しずつペースを上げていく。ふくらはぎは痛いが、我慢できないほどじゃない。
 
「これがの中だったら先のことを考えてリタイアするんだろうなー」などと自分が都会のド真ん中にいる安堵を全身で感じる。
五体満足(本当はちょっぴり不満足)
五体満足(本当はちょっぴり不満足)

直ぐ目の前に、盲人ランナーが伴走を従え走っている。五体満足な人間が、
弱音を吐いてはいけないと自分に言いきかせ、盲人ランナーに必死について行く。
 
しかし、その盲人ランナーはどんどん先に行ってしまい、見えなくなってしまった。
 
15Km地点、16km地点、17km地点とゴールは少しずつ近づいてくる。
 
そして、18km地点通過。「よっしゃー、あとkm。歩いてでも間に合うぞ」っと、完走を確信
 
ところが、すぐその先に「あとkm」の看板と、「あと3km頑張って下さいねー」という女性の黄色い声援。
日曜のお約束 HARD ver.
日曜のお約束 HARD ver.

なんじゃこりゃ〜!!ハーフって20kmじゃないの?オヨヨ」 椅子から転げ落ちそうなくらいの衝撃
 
走りながら自問自答「もしかしてハーフってマラソンの半分?」
「半分って事は、42.195÷2=・・・えー、もしかして約21km?」
 
「そんなバナナ〜!誰か嘘だと言ってくれー!俺の1kmを返してくれー!」
北リタ記者、ただのアホ。疲労困憊の北リタ記者にとって、この1kmの差は永遠にも等しかった。
アホな自分に対する怒りをなだめながら最後の3kmを必死で走り続けた。
ケロヨン
ケロヨン

そして、ゴールが見えてきた。目測であと400m位か。
何故か「ゼロヨン」という言葉が脳裏を横切る。
 
ポルシェなら13秒。F1だったらどれくらいだろうな。
チャッカマン☆
チャッカマン☆

北リタ記者突然イグニッションに点火☆暴走族に変身!
んちょ命、パラダイス参上!!
 
おっりゃ〜突撃!(中原永世十段 再再再) 俺はセナマンセルだー!!!」
 
ゴールに向かって猛然とダッーーーーシュ!!!
33ごぼう抜き。(冷静に数えました。ハイ。)
リタイア返上
リタイア返上

結果はネットで2時間4分41秒。(自分の時計での計測) 北リタ記者にとって、生まれて初めてのゴール。(涙)
 
岳レースしか経験のない(それも全部リタイア)の北リタ記者にとって、このハーフ・マラソンは大変貴重な経験だった。
 
教訓:「平らな道をなめたらあかん」  今年こそ、祈願、ハセツネ完走! 
検診結果
検診結果

レースの2日後の1月11日(火曜日)の朝、昨年受けた成人病検診の結果を聞きに病院へ。
 
結果は悪玉コレステロールの値が高いイエローカード
 
医者曰く「まあ、典型的なな運動不足だね。少しは運動しないと駄目だよ。」
看護婦曰く「でも、仕事が忙しいでしょうから、運動なんてなかなか出来ませんよね。」
アドバイス
アドバイス

そして医者「まあ、時々2〜3km散歩するんだね」
 
再び看護婦「歩くときは早足がよいですよ」
即有言実行
即有言実行

リタイアながらも40kmオーバーのレースに出場している北リタ記者にとって
運動不足2〜3km散歩宣告相当屈辱だった・・・。
 
 
 
「・・・・はい、わかりました。散歩とかするようにします・・・・・ありがとうございました。」
 
病院出てから、会社まで早速散歩しました。
 
体感速度キロ様で(笑)
モノホン
モノホン

アン? 何 ヤッテンダヨ!
 
服 グライキロヨ!
 
ニクタイカイゾウ グライ シロヨ!
アスパラドリンクホン寄付ハムニダ(爆) THE END
原稿        北リタ記者
脚色編集&画像  えくんちょ編集長
 
 
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Last updated: 2005/11/26